施工事例
岩田幼稚園新園舎 新築工事
2025.04.16
工事名:岩田幼稚園新園舎 新築工事(2024年竣工)
施 主:学校法人 宮本学園 理事長 宮本 真ニ 様
設 計:内記建築設計室
施 工:株式会社 柿原組
構 造:木造平屋 1.825.24㎡( 552.13坪)
【 外観 】
辺りが暗くなってくると 色とりどりのガラスブロックに灯りがついて、園内の賑やかで楽しい様子が浮かんできます。
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【 内観 】
子どもたちが園舎内でも伸び伸びと体を動かせるように。という先生方からのお声で 保育室や遊戯室・ランチルームの照明はペンダントライトやシーリングライトではなくダウンライトを配置し、すっきりとした空間になっています。
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【 照明プラン – ペンダントライトの選定について – 】
玄関から入って右側、待合コーナー(写真はランチルームより)のベンチ上にある大きな3台のペンダントライト。実は候補が2つありました。どちらも存在感のある それぞれに魅力的な照明器具なのですが、どのような方法で選定したかをご紹介いたします。
候補となった2つの器具
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実寸大模型を使って 比較・検討
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まずは実寸大の模型を作成。
Golden Bell 5個
JAKOBSSON LAMP 3個
工事部の協力を得て 模型を実際に取り付ける場所にそれぞれ吊るしてもらい バランスを見ながら照明器具の 高さ や 位置、台数を 設計部と工務部が立ち会って決めていきます。
( JAKOBSSON LAMP は直径が60センチあり 社内で模型を作った際には大きく感じられたため、もう1サイズ小さい直径40センチの器具との比較も検討されていました。)
天井が高く エントランスホール と ランチルーム に挟まれた広い空間においては、ボリューム感がありオブジェのような JAKOBSSON LAMP が存在感を発揮してくれました。
完成後、実物の器具が吊り下げられているのを見上げてみると、照明を点けていなくても天窓からの光によって優しい木の温もりが感じられ、幼稚園の雰囲気とも調和がとれたものになっていました。
図面上では平面で表現されたものでの感覚しか得られないため、実際に現場(空間)に立って 比較・検討を行う大切さを感じました。
電気工事だけではなく、設計にも携わらせていただいている弊社の強みはここにあります。