施工事例
社屋西面看板 デザインについて
2022.11.01
上記写真の右上が老朽化した看板です。いろいろなデザイン案を外壁写真に画像ハメコミしてシュミレーションしてみました。
New Media Engineeringを文字って「nmeng」そして電球のイメージを加えたデザインに方向性を決定しました。この「nmeng」を検索すると弊社のホームページが一番にヒットすることがこのロゴの決め手でした。文字の配置バランス、背景色でイメージが変わるため、数十種類のバリエーションを何度も何度も検討した末に最終で3案に絞り、さらに協議しました。上記写真の3つの微妙な違い分かりますか?背景色、文字配置で空白のバランスが変わってきます。
そして、実際外壁に貼ってみると…、室内で見た色味と異なり、再度調整。今まで室内のLED照明で検討していましたが、太陽光とでは色の見え方が異なりました。照明の勉強をして演色性のことも知っておりますが、ここまで違うとは理論だけでなく自分の目で見ることの大切さを感じました。
最終決定したデザインです。とてもシンプルになりました。
ここに到達するまでのプロセスはかなり割愛してますが、はじめてから5年ほど時間を費やし400枚を超える没案を経て出来上がったものです。
デザインが決まったら、看板製作会社へ依頼します。今までは会社のレーザープリンターでサンプル印刷していましたが、今度は看板用インクジェット用紙に印刷しUVラミネートします。しかし、同じデータで印刷サンプルを依頼しても同じように発色しません。微妙な背景色のサンプル印刷を幾度も調整してようやく理想の色になりました。看板製作会社の方には何度も足を運んで頂きご協力ありがとうございました。実物には「光触媒」をコーティングし汚れにくいよう加工しました。
せっかく看板が出来上がってきたのですが、梅雨に入ってしまったため取替工事は梅雨明けになります。